【作り方】蜜蝋(ミツロウ)クリーム作ってみた。蜜蝋ワックスとしても◎

産直で手に入れた国内産(長崎県産)の蜜蝋(ミツロウ)。

今回は、蜜蝋を使って、蜜蝋(ミツロウ)クリームを作ってみました。作り方はとっても簡単。この作り方を少し応用すれば、蜜蝋クリームとしてお肌に、蜜蝋ワックスとして木材や革製品にも使えます。

完全自然由来で、使い道も百通りの万能クリーム。乾燥が気になるこれからの季節にぴったりです。

ぜひご参考あれ。

蜜蝋(ミツロウ)クリームの作り方。

蜜蝋(ミツロウ)クリームの材料。

材料はとってもシンプル。

たったこれだけなんです!

お好みで好きな香りの精油を入れてもOKですが、基本はこのふたつの材料。

不純物が入っておらず肌に使えて、手ごろなオイルだと、わたしは無印良品のシリーズがおすすめです。

何種類かオイルの種類もあるので、お好みの質感のものが手に入りやすいのも嬉しいところ。

 

蜜蝋(ミツロウ)クリームの作り方。

  1. ミツロウとオイルをボウルに入れて、湯煎にかける。
  2. ミツロウが完全に溶けたら、容器に充填。
  3. 熱が取れて、固まったら完成!

ミツロウクリームの作り方も、とっても単純で簡単です。冷めて固まる時間を除けば、10分もあればできてしまいます。

1、ミツロウとオイルをボウルに入れて、湯煎。

まず、オイルとミツロウを計量します。

蜜蝋クリームの場合、ミツロウ対オイルの割合は1:5。(今回は、オイルのgとccの違いがすっぽり抜けてて計量ミス。たぶん1:6ぐらいになりました。笑)

計量したら、ボウルに入れて湯煎。

あっという間にミツロウが溶け始めました。

固形分がなくなるまで、あともう少し。

2、溶けたら、容器に充填。

完全に溶けたら、耐熱の容器に充填します。

ひとつは市販のクリームが入っていたガラスの容器。

もうひとつは、無印で買ったアルミの容器。

このふたつで収まりきるはずだったのに、計量ミスでたくさんできてしまい、慌ててもうひとつ用意したのは蜂蜜が入っていたガラスの小瓶。

できあがった蜜蝋クリームは温度が高いので、プラスチック容器に入れるのは控えてくださいね。

※好みの精油を入れたい方は、固まりきる前に数滴落として、爪楊枝などで混ぜると◎。熱々のときに精油を入れると、香りが飛んでしまうので注意!

3、熱が取れて、固まったら完成。

外気温にもよりますが、小さい容器は20分程度、大きな瓶も1時間ほどで固まりました。

ハンガリーで買った蜂蜜の小瓶には蜂のマークがついていて、蜜蝋クリームとぴったり!

蜜蝋クリームの使い道。

乾燥しやすい手や唇に。ガサガサの気になる膝やかかとに。お風呂上がりは、顔やボディーのケアとして。手で温めれば、髪につけても。

また、ペットの肉球をマッサージするのにもいいのだとか(うちはまだしたことありませんが…)。

ほんとうに何にでも使える万能クリームなので、作っておくととても便利です。

蜜蝋クリームは臭い?匂いが気になる?

「ミツロウからアンモニア臭がして気になる」という方がネット上にいらっしゃいましたが、わたし個人としてはミツロウの匂いは気になりませんでした。

今回購入したミツロウは、木工製品というか木の皮のような匂いがしました。そのままですが、ロウなので、お仏壇のような匂いも。

気になる方は、好みの精油で香りをつけてもよいと思います。

アンモニア臭のするものに当たった方は、素人意見ですが、使用しない方が無難かもしれません。

蜜蝋ワックスも作れる!

今回の蜜蝋クリームのやり方を応用すれば、革製品や木材に使える蜜蝋ワックスも簡単に作れてしまいます。

材料はさっきと同じミツロウとオイル。ワックスの場合、オイルは食用油でOK。

配分は蜜蝋クリームよりオイルの割合が多い1:8~9程度です。

作り方は蜜蝋クリームと同じ。湯煎して溶かして充填するだけ。

蜜蝋ワックスとして使ってみた。

横着なわたしは、ワックス用に新しく作らず、上の蜜蝋クリームを木に塗ってみました。

手でクリーム(ワックス)を取り、着色のしていないリネンのウェスで塗り伸ばしていきます。

左半分が塗り終わったもの。右半分がこれから。

そこまで光沢が出ず、自然の木目がくっきり浮き出るのが、わたし好み。木の温かみが増した気がします。

しっかりと水や汚れも弾くようになり、大満足です。

いろんな木に塗っていきたいなぁ。

革製品のケアにも使えるので、ぜひ作ってみてください。

蜜蝋クリーム、よい。

たったふたつの材料でできる、万能クリーム。これからも人に、木に、とたくさん使いたいです。

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