「おかあちゃんのとりめし」鶏ごぼうの炊き込み御飯のレシピ・作り方。
とりめし、お好きですか?
鶏五目や鶏ごぼうなど、鶏肉が入った炊き込み御飯ってなんであんなに美味しいんでしょうか。
今日は、我が家の定番の味「おかあちゃんのとりめし」の作り方をご紹介します。
「おかあちゃんのとりめし」。
その名の通り、おかあちゃんに教えてもらったとりめしです。
ただ、おかあちゃんというのは実の母ではなく旧友のお母さんのことです。
4人の子どもを育てた肝っ玉母ちゃん。子どもの友達みんなに「おばちゃん」ではなく「おかあちゃん」と呼ばれています。
みんなにそう呼ばれ慕われる、包容力のあるおかあちゃん。
そのおかあちゃんに教えてもらった素朴で美味しいとりめしです。
「おかあちゃんのとりめし」材料。
- お米 2合
- 鶏もも肉 1枚
- ごぼう 20cm分ぐらい
- 生姜 2かけ
- 酒 1カップ
調味料A
- だしの素 適量
- みりん 大さじ1
- めんつゆ 大さじ2
調味料B
- 砂糖 大さじ1
- 醤油 大さじ1
- みりん 大さじ1
「おかあちゃんのとりめし」下ごしらえ。
- お米を研いで、少なめの水に浸しておく。
- ごぼうをささがきにし、酢水につけてアクを抜く。
- 鶏肉は小さめ(1.5cm角程度)に切る。
- 生姜は針生姜にする。
「おかあちゃんのとりめし」作り方。
- お米を炊飯器に入れ、調味料Aとごぼうを加える。
- 鍋に鶏肉と生姜と酒を入れ、煮立たせる。
- 鶏肉に火が通ったら、鶏肉の出汁が出た酒を炊飯器に加えて、炊飯する。
- 鍋に残った鶏肉と生姜に調味料Bを加え、汁気がなくなるまで炒め煮する。
- 炊飯後のご飯に、味付けした鶏肉と生姜を加え混ぜ合わせる。
いただきます。
簡単美味しい「おかあちゃんのとりめし」。
ポイントは、甘辛く炒めた鶏肉をご飯が炊けた後に混ぜ合わせることです。
こうすれば、嫌な鶏の臭みや鶏の脂身のにおいがなく、本当に美味しくいただけます。
かといって、「ごぼうごはん(鶏肉混ぜ)」といった感じではなく、お米に鶏出汁を加えてから炊いているので、しっかりと鶏の風味がついた「とりめし」の味わいです。
美味しい「おかあちゃんのとりめし」でぜひほっこりしてくださいね。
ちょいと小話。
このとりめしは、わたしたち夫婦にとって思い出の味でもあります。
結婚式の日の朝。「顔のむくみ取りマッサージをしてあげるからおいで」と言ってくれたので、まだ暗いうちからおかあちゃんの家に向かいました。
マッサージを受けながら、「朝ごはんに食べて行きなさい」と出してくれたのが、このとりめしのおにぎり。
素朴で、優しくて、飾らない。このとりめしのおにぎりを食べて、わたしたちは結婚式の日の朝日を迎えました。
いつも笑顔で出迎えてくれて、いつも背中を押して送り出してくれるおかあちゃんと同じような「おかあちゃんのとりめし」。
ぜひとも、作ってみてください。
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