よこはま[眼鏡橋]THEノスタルジー・ラーメン。DNAが反応する美味さがここにあった
こんにちは、ことです!
先日、用事で街に出かけたとき、なんとなくお腹が空いて、なんとなくご飯を食べることになり、ふらっと立ち寄った中華料理屋さん「よこはま」。
長崎の方にとっては、言わずと知れた老舗中華料理屋さんですが、わたしはこの日がはじめての訪問。
あの日の感動をぜひ残させてください。
題して、「よこはま」行って、総理大臣を夢見た話。
長崎の老舗中華料理屋さん「よこはま」
お伺いしたのは、眼鏡橋店。本店は思案橋店なのでしょうか?
長崎の中華料理屋さんということあって、ちゃんぽん・皿うどんを食べたくなるところですが…。
わたしは、平日ランチのラーメン定食(ラーメン+半炒飯)にしました!
だーん、と到着した、このビジュアル。
透き通ったスープに、きちんと整列した細麺。チャーシューとメンマと海苔の正三角形が、額縁のようです。
もう絶対、間違いないやつ…。
炒飯は長崎らしく、蒲鉾が入っていて美味しそう。
早速いただきます!
…!!
「これは、やばい」と、本来なら心の中で唱えている声が、思わず外に漏れてしまいました。
はじめて食べたのに、なんでこんなにDNAに刻み込まれた味がするんでしょうか。
よこはまのラーメンは、もしや日本国民の心の故郷なのでは…!?と錯覚してしまいます。
幼い頃の記憶が思い浮かびます。
祖父母の家に遊びに行ったとき、祖母がお昼に店屋物を頼んでくれ、ラーメン屋さんが配達に来てくれていました。
ラーメン丼に並々と注がれたスープと、それを覆うサランラップ。
ぐるっと一周留められた輪ゴムを、汁が飛ばないよう外すのにコツが必要で、なかなか大変だったんですよね。
20年以上前のあの日の記憶が、さぁっと脳裏に浮かぶラーメン。
幼い頃から何度も食べたあの味に、郷里と離れたこの町で、今日はじめて食べたラーメンがそっくりだなんて!
スープは鶏ガラ?豚骨?でしょうか(ごめんなさい、詳しくなくて)。
次から次へと飲みたくなる優しさがあるのに、ちゃんとコクを感じます。
麺は、細麺で、とにかく柔らかい!
博多ラーメンを頼む時も、「やわ」でお願いするわたしにとっては、好みにピッタリの柔らかさです。
ほんとずーっと美味しくて、口に運ぶたび、(これはやばい)ってしきりに思っていました。
半分ぐらい食べ進めたところで、思ったことがあります。
「税金を投入して、この味を国宝として保護すべきだ」ということ。
ずるずるラーメン啜りながら、「わたしが総理大臣になったら〜…!」と夫を前に街頭演説をしてしまいました。
でも、お会計する頃になってハタと思ったのは、「税金を投入するなんて、なんて傲慢な考えなんだ」と。
あんな美味しいんだから、わざわざ税金を投入することなくとも、お金を払いたいお客さんが絶えないはず。
「よこはま」なら、安定した美味しさを提供し続けてくれるはずだ、と。
「総理大臣になって税金を投入して〜」などというのは、「よこはま」の力量を低く見積もっていることに違いない。
と、反省しました。
なので、今後も「よこはま」に通って美味しいラーメンをいただきたいと思います。
夫は、ちゃんぽんを頼んでいました。なにやら美味しそうでした。
(以下、夫)
「よこはま」のちゃんぽんは、長崎の中華料理店の中ではやや濃いめの方。
濃厚で甘みの強いスープが、つるっとした麺によくあいます。たまにガッツリ食べたくなる味です。
あっさり系のちゃんぽんが好きな人には、ちょっと重いかもしれません。
炒飯は安定の美味しさ!
食べながらしきりに唸ってしまう美味さです。やっぱりピンクのかんぼこが入ってる長崎のチャーハン!間違いない美味さです!
炒飯好きの方もぜひ「よこはま」へ。
まとめ
もう一度言います。
ほんとうに、「よこはま」のラーメンは危険です。
美味しすぎて、国家転覆させてしまうところでした。また伺います。御意
よこはま眼鏡橋店 | |
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住所 | 長崎市諏訪町6-17 |
電話番号 | 095-825-9382 |
営業時間 | 11:00-15:30 16:30-20:00 |
定休日 | 火曜日(祝日の場合は前後にずれます) |
URL | ホームページ |
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