ISLAND BREWERY[壱岐]魚に合うクラフトビール × 壱岐の幸。最高のペアリングに酔いしれる。
辰の島上陸したり、防波堤で釣りをしたりとのんびり自然を満喫した壱岐旅行1日目。
宿のそばにとっても素敵なクラフトビールのお店があったので行ってみました!
勝本町のお洒落なタップルーム「ISLAND BREWERY」のご紹介です。
ここ、お酒好きな方もそうでない方もカジュアルに楽しめます。
クラフトビールはもちろん、ここ勝本でしか食べられない地元の絶品いか料理がおすすめ!
先にメニューを見たい方はこちら。
「ISLAND BREWERY」ってどんなお店?
2021年の春に壱岐発の醸造所としてオープンした「ISLAND BREWERY」
130年以上の歴史ある酒蔵をリノベーションして作られたとってもお店がめちゃくちゃお洒落で目をひきます。
もともと明治時代から麦焼酎を作ってきた酒造さん。
代替わりと共に地域活性化を目指し、「魚に合うビールを」というコンセプトのもと、クラフトビールの醸造所を作られたそう。
何を隠そう。僕ら夫婦ともお酒が弱く、普段全然こういったお店行かないんです。
お酒弱いからコーヒーにハマったというのも事実。
でも、我が家のご近所さん「野中果樹園」さんのデコポンを使ったビールとか作ってて、これは行ってみたい!と思って。
いざ勇気を振り絞って行ってきました!
店内、とってもお洒落。
もともとの蔵づくりを活かしてスタイリッシュにデザインされています。
個人的にツボったのは電気配線。
照明などは、古い蔵の印象を壊さない「碍子(ガイシ)」を使った配線。これはカッコいい!
店舗デザインは壱岐在住のデザイナーさんにお願いされたそう。ほんと壱岐ってお洒落な人が多い。
反対側は、Tシャツやタンブラーなどのお土産スペース。
ガラス越しに、ビールの醸造所も見えます。
ではでは、早速こちらで作られたクラフトビールをいただきましょう。
メニュー
・DRINK
ビール | GOLDEN ALE | ¥400〜 |
IPA | ¥440〜 | |
YUZU-KOJI ALE | ¥440〜 | |
RAUCH | ¥440〜 | |
飲み比べセット | ¥1,200〜 | |
ソフトドリンク | 自家製ハニーレモンスカッシュ | ¥450 |
自家製ジンジャーエール | ¥450 | |
マンゴージュース | ¥400 | |
烏龍茶 | ¥400 | |
炭酸水 | ¥300 |
・FOOD
EARLY FOOD | 壱州豆腐のあげちん | ¥400 |
島のたまご屋さんの味玉(1個) | ¥250 | |
ボリボリパスタ | ¥350 | |
ミックスナッツ | ¥300 | |
やちよのクッキー | ¥300 | |
アップルパイ風春巻き | ¥400 | |
FOOD | 島のフィッシュ & チップス | ¥800 |
島のイカリング & チップス | ¥800 | |
島のフィッシュ & イカリング | ¥950 | |
島のイカリングフライ | ¥500〜 | |
島のフィッシュフライ | ¥500〜 | |
ポテトフライ | ¥350〜 | |
壱岐牛サイコロステーキ | ¥1,400〜 | |
イカのまるゆで | ¥600 | |
シャウエッセン | ¥400 | |
焼き丸餃子 | ¥450 |
いただきます
今回は、飲み比べセットをいただきます!
小さいグラス(200ml)なので、お酒が弱い人でも楽しめます。
左から「GOLDEN ALE・IPA・YUZU-KOJI ALE」の3種類。
おすすめの飲み方を伺うと、左から順番にとのこと。
一口ずつ口に含むと、それぞれ全然味も香りも違う!!
これは衝撃。
全然ビールに詳しくない僕らのために、カウンター横の壁にかけてあるポスターで説明してくださいました。
一般的に大手ビールメーカーが出しているのがLAGERビール。
今回いただいてるのは、色や香り、味わいをゆっくり楽しみながら飲むALEビールというもの。
ちょっと適切な表現かわかんないけど、浅煎りのスペシャルティーコーヒーを味わってるような印象。
とっても繊細なものだというのが伝わってきます。
「魚に合うビール」ということなので、魚と一緒にいただきます。
まずは定番のフィッシュアンドチップス。
今日の魚のフライは鯛。ほろほろ崩れる身が美味しい!
だいたいフィッシュアンドチップスの魚ってタラとかのイメージがあるけど、地元で水揚げされた鯛のフライがいただけるなんて最高の贅沢ですね。
フワッと薫る柑橘系のビールと本当によく合う。いやぁ美味しい。
続いて壱州豆腐を。
壱岐の郷土料理で日常的にもよく食べられているらしい豆腐。しっかり固めで食べ応えがあります。
定番の生姜と醤油で食べるのも美味しいけど・・
塩でいただくのもおすすめ!
大豆本来の甘みがギュッと感じられて最高でした。ぜひお試しを。
これはIPAビールが一番合った気がします。
そしてこちらがここ勝本地区の郷土料理。「イカのまるゆで」
イカゲソや内臓など全部詰めて一匹まるごとただ茹でたもの!
新鮮じゃないと絶対にできない調理法なので、これが食べれるのはたくさんのイカが水揚げされる勝本だからこそ。
漁師さんからもらったお裾分けを、飽きずに食べれるようにとこの料理が生まれたそう。
新鮮なイカの旨味に、サザエのような肝の美味しさ。
臭みは少なく箸が進みます。これは壱岐に来たら絶対に食べてほしい逸品です。
お土産に持って帰りたいけど新鮮だからこその料理。
「地元でしか食せないものをいただく。」
これぞ旅の醍醐味ですね。
そしてそしてこちらは鰤(ぶり)の燻製。
壱岐の平山旅館で出しておられる人気の一品を、燻製ビールを作った際にペアリングとして出し始められたそう。
燻されたスモークの香りがたまりません。
あまりにも美味しくぱくぱくいただいてたら、奥さんに「ちょっと私の分もとっといてよ!」と言われる始末。
「ISLAND BREWERY」は、箸が止まらなくなる料理だらけ。
壱岐の自然の幸を存分にいただき大満足でした。
あ、ちなみにこちらは YUZU-KOJI ALE との組み合わせが美味しかったなぁ。
美味しいビールと島の料理を堪能しながら、ビールについていろいろ教えてくださいました。
ビールにはなぜ麦芽が必要なのか?酵母と酵素、そして麹はどう違うのか?などなど。
また焼酎を作っておられたとき海外営業に行かれてた話など聞かせてくださり、とても楽しい時間を過ごせました。
工場見学
店内からガラス越しに見える工場に、今回特別に入らせていただきました。
工場見学なんていつ以来だろう?小学校のとき以来かな。
こちらは、発酵させる前のビールの元となる原料を作る装置。
そしてこちらは発酵させて寝かせる貯酒タンク。ここで時間をかけて熟成していくそう。
ワインみたいに年単位で熟成させるのかと思ってたら十数日で出来るものもあるそうで意外と早くてビックリしました。
ほんとビールについて無知なのでいろいろ勉強になり、貴重な体験でした。
場所
お店は、壱岐の北部「勝浦」にあります。
すぐ目の前の旅館「壱岐LAMP」に泊まって、思いきっり楽しむのがおすすめです。
まとめ
「ISLAND BREWERY」は、魚に合うクラフトビールと、島の幸を存分に味わえる素敵なお店でした。
スタンドスタイルなので、気取らずにフラッと寄って楽しめます。
「なんかカフェに入ってコーヒーでも飲もうか」って気分でカジュアルに行けるお店でした。
プランタンに飢えてある、お店のグリーンカーテン。これホップらしいです!
行かれる際はぜひチェックしてみてくださいね。
ISLAND BREWERY(アイランド ブリュワリー) | |
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住所 | 長崎県壱岐市勝本町勝本浦249番地 |
電話番号 | 0920-42-0010 |
営業時間 | 10:00-22:00 |
定休日 | なし |
WEB | ホームページ|インスタグラム |
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