Reinekeライネケ[豊洋台]誰かの日常に在るいつもの味を。街の小さなコーヒーロースター。

長崎市豊洋台ライネケ珈琲

2020年11月オープンから早2年。

ことぐらしが、すっかり虜になって通い詰めているロースター。

豊洋台の「Reineke(ライネケ)」さんがリニューアルしたとのことで撮影させていただきました。

今年の4月頃から、眼鏡橋の近くで喫茶室を出しておられたのですが、この度豊洋台にも待望のイートインスペースが!

これまた素敵な空間になってるのでぜひご一読を。

「Reineke(ライネケ)」ってどんなお店?

ライネケコーヒーの外観

「Reineke」は、住宅街に溶け込んだ小さなロースター。

カフェスタイルというよりは、「落ち着いてコーヒーを嗜めるイートインスペースもあります」といった印象。

オーナーさんが丁寧に焙煎した豆の購入はもちろん、ハンドドリップコーヒーと、ペアリングのケーキを楽しめます。

チョコレート色の看板に同色の少しシャビーな扉。

ステンドグラスのはめ込まれた雰囲気が印象的。

リノベーションで新しく取り付けられた真鍮の看板。年月と共にさらに美しさが深まっていきそう。

扉を開けると、穏やかなオーナーさんが出迎えてくれます。

店内は、アンティークの調度品で揃えられたシックな佇まい。

カウンター席は、ちょっと腰掛けてオーナーさんとの会話を楽しみながらコーヒーをいただくのにちょうどよい空間。

そして奥の小上がりが、リノベーションで新しく作られたスペース。

靴を脱いで上がるスタイルで、足裏で感じる木の質感が気持ち良い。

アンティークのテーブルと椅子、そして壁に飾られた長谷川潔の「狐と葡萄」の版画。

シンと静寂に包まれ、五感が刺激され、時間が止まったような居心地の良さを感じます。

シンプルながらも、随所にオーナーさんの好きが詰まった素敵な空間です。

店内に落ちる光がまた美しい。カメラではなかなか写らないステンドグラス越しの色のついた優しい光と影。

これは、実際にお店に行って見てほしいなと感じます。

こだわりのスペシャルティーコーヒー

選べるコーヒーは3種類。

ブレンドと、シングルオリジンのライトとダーク。

迷ったときは、どんな気分なのか、どういった味が好みか伝えると選んでくださいます。

ときにエルサルバドル、ときにグアテマラといった具合で、季節・時期によって豆の産地や種類が変わります。

豆によって、酸味・甘み・苦味のバランスが違うので、毎回コーヒーとの出会いにワクワクします。

ケメックスのドリッパーは見てても美しく惚れ惚れします。

カウンター前に置かれたスタイリッシュな焙煎機

コーヒーを淹れてもらってる間に、お店の名前「Reineke」の由来をお聞きしたところ・・

ゲーテの「きつねのライネケ」というお話からとっているそう。

どうにもならない不条理な日常の中にも、そこにあるコーヒー。

今のご時世にもピッタリな気がします。

そんなこんなで会話を楽しんでいると、コーヒーが出来上がりました。

いただきます。

デンマークのデザイナーのアンティーク食器

今回いただいたのは、グアテマラのダーク。

香りもコクも酸味もバランスが取れててとってもクリアな印象。

決して華美なわけでも、特別なインパクトがあるわけでもありませんが・・

でも、日常の中に自然と溶け込んでいるほっとくつろぎを与えるコーヒー。そんなイメージ。

時間が経つにつれ際立ってくる酸味も決して主張しすぎることなく、そっと優しく包み込んでくれるような感じ。

住宅街にある理由がわかる気がします。

特別なときだけでなく、人の生活の中にさりげなく幸せを添えるコーヒー。

そんなコーヒーを目指して焙煎しておられるのかなと想像しました。

こちらは、コーヒーのペアリングの珈琲レアチーズケーキ。

見た目の美しさもさることながら、お味の方も絶妙!

ムースのようなフィリングは、もったりとした食感なのに、くどさや重さが全くないさっぱりとしたお味。

コーヒーとのハーモニーが楽しめる珈琲レアチーズケーキ

そこにザクザク食感の甘めのボトム生地。コーヒーともよく合います。

ライネケの軽やかなコーヒーとの相性を考えレシピ研究を重ねられたそう。

いやぁ、本当に美味しい!

ホールで買って帰りたいというお客さんも来られるそう。その気持ち分かります。

※ケーキのみの販売はしておられません。あくまでもコーヒーとのペアリングです。

心落ち着くホットコーヒーと、流れる時間に身を任せたくなる贅沢な時間でした。

そのままうとうとと眠りについてしまいたくなる居心地の良さ。

ふと、福岡にある大好きなカフェ「珈琲美美」を思い出しました。

本当に素敵な時間を過ごさせていただきました。

※ 座席数に限りがあるので、1時間以内の利用が推奨されています。

Reineke喫茶室

 

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眼鏡橋のすぐ近く「PONTE」内にて、日曜日限定で喫茶室をオープンされています。

こちらも、Reinekeのセンスが光る、とてもシックで落ち着いた癒しの空間。

豊洋台は遠いなぁという方は、ぜひこちらへ。豆の購入も可能です。

自宅でも美味しいコーヒーを。

 

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我が家でも、もはや定番になっているReinekeのダーク。

すごくスッキリしてて、アイスにしてもホットでも美味しい!

淹れ方のコツなど、オーナーさんが教えてくださるので、自宅で美味しいコーヒーを淹れたい方はぜひ相談してみてください。

場所

GoogleMAPのピンの位置がちょっとズレてます。正しくは角から2軒目です。

駐車場はお店の隣に2-3台分あります。

ドアの前に置かれた看板が目印。

ただ雨の日は中に入れてある場合もあるので、お店が開いてるかはインスタグラム(@reinekecoffee)でチェックを。

まとめ

“日常の中に在るコーヒー”

「Reineke」は、日々の暮らしにおいてコーヒーの持つ役割を再確認できる素敵なロースターです。

イートインスペースもでき、ペアリングのケーキもいただけるよう進化したReineke。

忙しい生活の中で、リセットしたいときふらりと訪れたくなる空間です。

インスタグラム(@reinekecoffee)でオーナーさんの綴る言葉がとても素敵なのでぜひのぞいてみてください。

ちなみに豆は、オンラインでも購入可能です。

Reineke焙煎室
住所 長崎市豊洋台1丁目
営業時間 11:00-15:00
12:00-18:00(土のみ)
営業日 水・木・金・土
駐車場 あり
WEB ホームページインスタグラム

 

Reineke喫茶室
住所 長崎市古川町3-3 若喜屋ビル1F(PONTE内)
営業時間 12:00-18:00
営業日 日(眼鏡橋店)
駐車場 なし
WEB ホームページインスタグラム
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