長崎県立図書館 cafe miraino[大村]地産地食にこだわったカフェで体よろこぶ美味しいランチを
こんにちは、ことです。
今回は、長崎県立図書館の中にある「cafe miraino(カフェ ミライノ)」さんにお邪魔しました。
「地産地食」というキャッチフレーズが「cafe miraino」さんのこだわり。
フォトジェニックでクオリティーの高いドリンクやフードを提供するとても素敵なカフェです。
「cafe miraino(カフェミライノ)」?
「cafe miraino(カフェミライノ)」は、去年リニューアルオープンした長崎県立図書館「ミライon図書館」の1階にあります。
長崎県立図書館のメインエントランスから入り…
1階ロビー部分を奥まで進むと、右手に見えてきます。
こちらが店内の様子。
「ミライon図書館」と同じく大きな窓から広く採光した清潔感のある店内です。
お席は窓際に長いカウンター席と、反対側に2人がけのテーブル席がふたつ。
そして奥にグループで座れる大きめのテーブル席があります。
幅広く「知」を提供する図書館の中にあるだけに、こちらのカフェも万人を歓迎してくれる明るさや開放感があります。
さて、注文を。こちらのカフェはカウンターで注文を済ませてから着席するスタイルでした。
わたしは今回、「ながさきサバサンド」ランチプレート+セットのアイスコーヒーを注文しました。
ちょうどお昼時とあって注文するのも提供もしばらく時間がかかりました。曜日や時間帯によって混雑もありそうです。
いただきます!
少し待って運ばれてきたサバサンドプレート。
長崎県産の野菜がふんだんに使われてて、彩りがとても綺麗です。
燦々と降り注ぐ光の下では野菜もお料理もいっそう滋味豊かに映ります。
さっそくいただきます!
ゆっくり咀嚼して、しばらくあとにじわりと感じたのはとにかく野菜が美味しいこと。
新鮮さや素材の良さはもちろんのこと、決して過剰ではないものの手間をかけて料理された感じがします。
グリーンサラダはお酢とオリーブオイルのシンプルな味付け、滑らかなマッシュポテトとクミンが使われたキャロットラペ。
野菜本来の美味しさをぐっと引き立たせる丁寧な味付けに、身体も喜んでいる感じ。
メインの「ながさきサバサンド」も。
オープン当初からの人気メニューだそうです。
サバサンドといえばトルコ料理で有名ですよね。
以前だと味噌煮にしたり鯖鮨にしたりと純和風な味付けにすることがわたしは多かったのですが、最近はサバサンドやサバカレーなど異国ミックスの味付けに興味があります。
ではいざ、とひとくち食べてみると、ふわっとした歯切れのよいパンに新鮮なグリーンリーフ。
過剰な演出はなく、ただただ主役のサバのほぐし身がこぼれんばかりたっぷりと挟んであります。
サバの身はオイル漬けにされていて、臭みもなくとても美味しかったです。
サバサンドと一緒にいただいたアイスコーヒーは、エスプレッソマシンで抽出し氷で薄めるアメリカーノスタイル 。
使っているのは地元大村のロースター、「キャットナップコーヒー」さんの深煎りの豆だそうです。
深煎りというだけあって、たしかにガツンとくる正統派の美味しさ。
しっかり濃いめの苦味がありながら、豆本来の甘い香りを感じる奥行きのあるコーヒーでした。
こんなに美味しいコーヒーが手軽に図書館で飲めるなんて、ほんとびっくりです。
ドリンクもサンドもゆっくり味わいながら楽しませていただきました。
ごちそうさまです。
こだわりは「地産地”食”」。
カフェミライノさんのこだわりは「地産地消」ではなく「地産地食」。
はじめまして。cafe miraino(ミライノ)です。私たちが暮らす大好きな長崎の食材に手をかけながら。イマドキのエッセンスと旬を添えた「地産地食」を目指して、心もカラダもうれしくなるごはんや季節のスープ、ほっと息ぬく甘い焼き菓子や心あたたまるドリンクを。「また明日もがんばろう」「ここに来るとなんだか幸せ」――。何気ない日常のひとときを、ほんの少し特別なものに。 この場所で過ごす穏やかでやさしい時間が、みなさんの「ミライ」を照らす道しるべとなりますように。
引用:cafe miraino
地産地消という言葉は、使われて久しく読んで字のごとく、その土地のものをその土地で消費することですが、カフェミライノさんのこだわりである「地産地食」という言葉にはさらに一歩踏み込んだ消費の仕方をする覚悟が感じられます。
今回オーナーさんとお話することはできなかったのですが、地のものを「食す」ために美味しい料理へと昇華させる熱意がコンセプトにも提供されたものにも現れていました。
フォトジェニックなお料理やドリンクも人気ですが、その屋台骨となっているステップを決しておろそかにすることなく真摯に向き合っている様子がうかがえます。
わたしも、素材一つ一つの恩恵をしっかりといただきました!
私見ですが、図書館に行くときって心地よい刺激を求めて行くんですよね。
知らない世界を知ったり気づいていなかった知見を得たりして、角度を変えて世界を見れるようになるのが読書の醍醐味だと思います。
そんな図書館内にあるカフェで地産地食にこだわった食事をいただいて、ジャンルは違えど心地よい刺激や気づきがありました。
「あ、長崎のお野菜ってこんなに美味しいんだ」「十二単のような味付けをしなくてもこんなに魅力的になるんだ」「これとこれってこんなに合うんだ」って。
お料理はもちろんのこと、窓から差すたっぷりの日光にも「日頃浴びてる太陽ってこんな素敵なライトなんだ」と気づいたり。
いままで生きてきた世界が少し違って見えるのは、読書と通じる部分があるのかな。
これも「地産地食」という屋台骨があるおかげなのかもしれませんね。
メニュー
ランチセット | ミライノカレー | 980円 |
ハンバーグプレート | 980円 | |
ながさきサバサンドプレート | 880円 | |
気まぐれランチプレート | 920円〜 | |
ミライノ OBENTO (平日限定) | 550円 | |
コーヒー | コーヒー | 440円 |
カフェラテ | 470円 | |
カフェモカ | 500円 | |
ドリンク | そのぎ抹茶ラテ | 470円 |
スムージー | 500円 | |
自家製ジンジャーエール | 500円 | |
ボトル(ホット・ソーダ不可) | +165円 | |
フレンチトースト | 580円 | |
あんバタートースト | 530円 | |
ベイクドチーズケーキ | 400円 | |
しまらくソフトクリーム | 440円 | |
パウンドケーキ | 240円〜 | |
マフィン | 320円〜 | |
クッキーセット | 200円〜 |
※ 季節や日によってメニューは変わります。
詳しくは「公式ホームページ」をご確認ください。
・季節限定のスープやどんぶり
季節限定のスープや丼ものもあります。
どれも人気なので、お目当てのものがあるなら早めに行かれることをおすすめします。
・お弁当
7月1日から平日限定でお弁当も販売するようになったそうです。
時節柄イートインではなくお弁当片手に公園なんかでのんびり過ごすのも気持ちよさそう。
・こだわりのコーヒー
注文があってから豆を挽き、エスプレッソマシンで 1杯ずつ丁寧に淹れられたコーヒーはどれも格別。
わたしが飲んだアイスアメリカーノはもちろん、各種深煎りの豆を楽しめるコーヒーがラインナップされています。
カフェインが苦手な方や妊娠中の方には、デカフェも取り扱っています。
デカフェの豆は、長崎のロースター「カリオモンズ」さんのもの。
・テイクアウトのかわいいドリンク
最後に、テイクアウトでそのぎ抹茶ラテとカフェラテを注文しました。
通常のコーヒースタンドとは異なり、こちらでは蓋付きスキットル型のボトルに入れてくれます。
なぜかというと、図書館エリアは密閉できる蓋付の飲み物しか持ち込めないから。
ドリンクをテイクアウトして図書館で楽しみたい場合には、ボトル入りを注文すればいいですね。
ミライノさんのコーヒーはミルクとの相性がとにかくよく、味の比率もばっちりでした。目に映る層の比率もちょうどいいですよね。
そのぎ抹茶ラテは、東彼杵の「FORTHEES (フォーティーズ)」さんの抹茶を使っているそう。
フォトジェニックでありながら、素材にもこだわっている美味しいドリンク。
こうして長崎の企業や生産者さんを応援できるなら嬉しいですね。
ちなみに店内飲食でもこちらのボトルに入れてもらうことが可能なので、気に入った方はぜひ!
場所
「cafe miraino」は、「ミライon図書館」の1階にあります。
駐車場は、図書館のパーキングを利用できます。
カフェ利用者も、「図書館利用者無料サービス」を受けることができます。
※ インフォメーション窓口で駐車券の提示が必要です。お忘れなく。
まとめ
カフェミライノは身近なものの魅力に目を向けさせてくれる心地よい刺激のあるカフェです。
提供されるものはどれも素材にこだわり、心と身体が喜ぶものばかり。
店内に優しく流れるスローなアコースティック音楽も、華美ではなくとても居心地が良かったです。
次回は、コーヒー片手にゆっくり読書もしてみたいな。
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