BORDERLESS LOUNGE[長与]大村湾を望むリノベ倉庫カフェでハンドドリップコーヒーと絶品ワッフル!
今回は、長与町岡郷にある「BORDERLESS LOUNGE(ボーダレスラウンジ)」をご紹介。
「BORDERLESS LOUNGE」は、スペシャリティーコーヒーが楽しめるカフェと、農産物直売所、シェアスペースなどが一体化した複合施設です。
大村湾がきれいに見える高台にあるので、ちょっとしたドライブにもおすすめです。
「BORDERLESS LOUNGE」ってどんなとこ?
ボーダレスラウンジは、30年間使われていなかった「みかん選果場」を改装して作られた長崎では珍しい「倉庫カフェ」です。
「日本中の田舎を遊び場に」というコンセプトのもと二年ほど前にオープンしました。
お店の名前の由来について、オーナーの江口さんに伺うと・・
人それぞれ、壁(ボーダー)となっているものはさまざま。
「できないこと」「わからないこと」「知らないこと」を「できないから」「わからないから」「知らないから」と言って遠ざけてませんか?
「一歩を踏み出す勇気や挑戦する気持ちがあれば、そんなボーダーなんて越えていける」という強い思いを込めて付けた店名だそうです。
いろんな壁を乗り越えて自由に楽しんでもらえる空間を提供したい。
農家などの生産者、販売者、消費者の垣根(壁)もなくし、みんなで地域を盛り上げていきたい。
そんな願いが込められています。
オーガニック農産物販売スペース
「BORDERLESS LOUNGE」に入ってすぐのところは、オーガニックの野菜などを扱う直売所スペースです。
直売所は好きでわたしもよく行くのですが、こちらの直売所は一味違います。
オーナーの江口さんは、もともと福岡や糸島で仕事をしておられた経験があり、「ここ岡郷を糸島にしてしまいたい」とおっしゃっておられました。
どおりで店内は糸島にありそうなおしゃれな雰囲気です。
こちらは、長与・琴海でオリーブを1000本を育てておられる「ゆきのが丘オリーブ園」のオリジナル商品。
農薬・除草剤・添加物は一切使用せず作られた100%オーガニック商品です。
島原半島の柚子畑で栽培された青ゆずを日光で乾燥させたドライフルーツ。
こちらも農薬不使用。
こちらは、ボーダレスラウンジのオリジナルレモネード。
長与のレモン農家さんのレモンと、島原のジンジャーで作った冬季限定のドリンクベースです。
カフェでもいただくことができます。
ちなみに、お店の中を悠々と歩き回ってるのは「てりやき」。
みんなに愛されるお店のマスコット的存在です。
ただ・・気分屋なので歓迎してもらえるかは運次第。あしからず。笑
パンと焼き菓子のお店「Baked Goods am」
1Fの一番奥のスペースには、「Baked goods am」さん。
焼き菓子とパンのお店が入っています。
お店の名前「am(アム)」の由来を伺うと・・
あむあむと食べるのあむ。
そして、「編む」。
人と人の繋がりを大切に編み、美味しいものを作りたいという意味が込められているそう。素敵な名前です。
この日は焼き菓子のみの販売。美味しそうなマフィンやスコーンがたくさん並んでいました。
こちらの焼き菓子を買ってコーヒーのお供にするのも良いですね。
ちなみに僕は「上五島のかんころあんマフィン」を購入。
マフィンにかんころってどうなのよ?と思ったのですが、これめっちゃ美味しかったです!
甘い物好きな方はぜひ。
曜日によって、パンを焼く日、焼き菓子のみの日があります。
イベント出店などのときは閉まってることもあるので、詳しくはお店のインスタ(@bakedgoods_am)でご確認ください。
カフェ「cafe 100’s」
カフェでは、こだわりのハンドドリップコーヒーをいただくことができます。
地元の特産を使ったランチメニューやデザートも充実しています。
【フードメニュー】
ランチ | イノシシ肉のスパイスカレー | ¥ 700 |
シーフードグリーンカレー | ¥ 700 | |
イノシシ肉のチーズタコライス | ¥ 750 | |
イノシシグリルランチ | ¥ 1050 | |
粗挽きソーセージのトマト煮ランチ | ¥ 650 | |
粗挽きソーセージのクリーム煮ランチ | ¥ 650 | |
デザート | アメリカンワッフル
・早摘みみかんとチョコソース |
¥ 380〜 |
フルーツパフェ | ¥ 580 | |
チョコバナナパフェ | ¥ 580 | |
焼きドーナツ
・プレーン |
¥ 230〜 |
【ドリンクメニュー】
レモネード | オリジナルレモネード | M 400 L 500 |
【期間限定】柚子レモネード | M 400 L 500 |
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コーヒー | ドリップコーヒー | ¥ 400 |
水出しコーヒー | M 430 L 550 |
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カフェオレ | M 430 L 550 |
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ウインナーコーヒー | ¥ 500 | |
長崎茶 | オリーブ&レモングラスティー | ¥ 380 |
トゥルシーハーブティー | ¥ 380 | |
美軽茶(びわ葉&緑茶) | ¥ 380 | |
ホットジンジャーティー | ¥ 430 | |
リフレッシュドリンク | フレッシュみかんジュース | M 400 L 500 Kids 300 |
川添酢造ビネガーソーダ各種 | M 400 L 500 |
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きいちごジンジャーエール | M 400 L 500 |
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100%オレンジジュース | M 350 L 450 Kids 250 |
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マンゴージュース | ||
アップルジュース | ||
キャラメルミルク | ||
ストロベリーミルク | ||
青リンゴカルピス | ||
ノンアルコールビール | ¥ 400 |
ハンドメイドのドリンクや、地元の特産を使ったメニューがたくさん。
いろいろあって迷いますが、今回は2人ともワッフルとコーヒーのセットをいただくことに。
ちなみにデザートは14時からの提供なのでお間違いなく。
こちらは1F席。カフェの前のスペースにテーブル席と、窓際のカウンター席があります。
倉庫内いろんなとこにある椅子とテーブルは、すべて自由に使うことができます。
2Fのスペースもすごく素敵なので、見に行ってみましょう!
こちらが2階席。
とても自由な空間が広がっています。
ソファーもテーブルもいろんなタイプのものがあって、どこに座るか席決めるのもわくわく。
ちなみにこちらのパレットテーブルは、オーナーさんがDIYで作ったそうですよ。
一角には薪ストーブや、BBQセットが。
ハンモックも置いてあり、さながら屋内キャンプ場!
テントの中で「ぷちキャンプ気分」を味わうもよし。
ゆっくり読書を楽しむもよし。お昼寝するもよし。笑
もちろん注文したコーヒーやデザートの持ち込みもOKです。
オーナーさんからのお願いで、「靴は脱いでね!」とのこと。
倉庫内は一部が吹き抜けになっており、1Fを見下ろすことができます。
観葉植物がとってもお洒落です。
オーナーさんに伺うと・・
“ ランチ〜カフェタイムに2階から聞こえてくる笑い声。
他のお店と違い店員が見えるところにいない分、若い方なんかはあちこち動き回って写真撮っては爆笑してる様子。
他にもゆっくり勉強されている方、話し込んでいる方、テントの中で寝ている方(笑)…
店主は一階で作業しながら、そういう方たちの様子を感じてふんわりと幸せを感じております。
自分の別荘だと思って自由に過ごしてください。 ”
とのこと。
自由で気兼ねなく時を過ごせるスペース。良いですねー。
ちなみにボーダレスラウンジは、電源も無料WiFiもあるので、ノマドやPCで作業したい人も大歓迎とのこと。
長崎のブロガーの皆さん、作業スペースを探している方、おすすめです!
さてさて、一通り見学してまわったところでコーヒー、デザートタイムといきましょう。
カフェでコーヒーとワッフルをいただきます。
こだわりのスペシャリティーコーヒー
コーヒーは、東京の「GLITCH COFFEE ROASTERS」の豆を使っておられます。
「グリッチコーヒー」は超浅煎りで有名なロースター。長崎ではここでしかいただくことができません。
豆は仕入れの時期によって種類(農園)が変わります。
この日はこちらの3種類。
- エチオピア
- ケニア
- ニカラグア
どれも、香りが楽しめる超浅煎り。
コーヒーは、オーナーの江口さん自ら淹れてくださいます。
ドリッパーは、大きな一つ穴が特徴の「HARIOのV60メタル」を使っておられました。お洒落ですね〜。
丁寧にハンドドリップして淹れられるコーヒー。とてもいい香りです。
コーヒー豆は新鮮なものしか使わないとのこと。届いてから10日以上経つものは販売されないそうです。
ちなみにお水は、島原の美味しい軟水を使っておられます。
出来上がりました!
座席がたくさんあって迷いますが、今日は1Fのカウンター席でいただくことに。
目の前に大村湾が見える特等席です。
こちらが、期間限定「早摘みみかんとチョコソースのワッフル」と、ケニアのコーヒー。
コーヒーの香りがすごく良くて幸せ気分。
では、まずはコーヒーから。
ウマい!
このケニアのコーヒーは、キリッとした酸味が特徴的。レモングラスのような風味を感じます。
なかなか浅煎りのコーヒーって淹れるのが難しい(味が薄くなる)んですが、このコーヒーは奥行きのあるしっかりした味!
めちゃくちゃ美味しいです。
少し時間が経ってくると、さらに酸味が増してきます。
これは酸味系が好きな方にはたまらないコーヒーですね。
続いてワッフルをいただきます。
「うわっ!」これ、めちゃくちゃウマい!
思わずリアルに「うわっ!」って声が出てしまうくらい美味しい。
ワッフルの生地ももちろん美味しいんですが、ソースにやられました。
みかんの酸味がかなり効いてて、甘いチョコとのバランスが絶妙!
琴海産のみかんを使ってるそうですが、実はこれ摘果みかんを活用しているんだそう。
成長のために完熟になる前に間引く摘果みかんは、かなり酸味が強く廃棄されるのが普通。
それをソースにアレンジしたら美味しくいただけるのではというオーナーさんのアイデアで生まれたメニュー。
食品ロスも減り、美味しいもの食べれて、経済も潤う。
一石二鳥どころか三鳥、四鳥ですね。
妻は大のワッフル好きなんですが・・
アメリカンワッフルが食べれるカフェってかなり貴重。(ほとんどのカフェはベルギーワッフル)
シンプルに楽しみたいとのことで、ノーマルなワッフルを注文。
生地がもちもちサクサクで、「とっても美味しかった」とご満悦でした。
ちなみにワッフルに添えてあるのは、生クリーム。
植物性のホイップクリームではなく、牛乳から作られた本物の生クリームが使われています。
これもオーナーさんのこだわり。
イタリアンの料理などでは、ホイップではなく生クリームが使われるので、本物を楽しんで欲しいという思いからコスト度外視でやってるそうです。
ドリンクはエチオピアのコーヒーをチョイス。
こちらは、紅茶のような軽やかな風味。
妻いわく「これコーヒーって言われずに飲んだらコーヒーって分からないかも」とのこと。
確かにミルクを入れるとそのままミルクティーになりそうな味わいです。
家でもエチオピアの豆を買って「うちカフェ」を楽しんでるのですが、ここまで紅茶に近いコーヒーは初めて。
超浅煎りの豆、やっぱりコーヒーって面白いですね。
いやぁ至福のひとときです。
ごちそうさまでした。
ちなみに、ドリンクは2杯目は全品120円引きというお得な割引があるので、ゆっくり心ゆくまで楽しめますよ。
場所・営業時間
駐車場はお店150mほど手前(長与から行くと右側)にあります。
大きく【P】と書かれた看板が目印です。
まとめ
「BORDERLESS LOUNGE」は、わくわくが詰まったとても楽しいスペースでした。
オーナーさんの「自分の別荘のように使って欲しい」という思いが込められた場所は、すべてを包み込んでくれるような温かい空間です。
こどもと一緒にワイワイ楽しむもよし。友達やカップルでデートに使うもよし。
ゆっくり読書や作業に使うもよし。
オーガニックや地元産にこだわる美味しいランチやデザート。こだわりのコーヒーをいただきながら、ゆるりと時を過ごしてみませんか?
市内中心部から少し離れているので、休日のドライブなどにもおすすめですよ。
今度は、イノシシ肉のランチを食べに行こうっと。
電話番号:095-894-5321
営業時間:10:00-18:00
店休日:水曜
ホームページ:http://www.brl-18.com/
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